超音波骨折治療研究会

第21回

開催概要

会期:2018年1月20日(土)

会長:石井 朝夫(東京医科大学茨城医療センター)

会場:品川インターシティホール

会長あいさつ

第21回超音波骨折治療研究会

会長

石井 朝夫

第21回の歴史ある超音波骨折治療研究会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。第2回の本研究会より参加しておりますが、自身が会長を勤めるということで、身の引き締まる思いです。

20年前の本研究会では、超音波の骨折修復機転への作用機序を探求することに関心が集まっておりました。その後超音波骨折治療が保険適応となり、本研究会主導で臨床成績を調査するというように、関心は臨床的な効果に移行してきております。その歴史的な流れを踏まえ、第21回の本研究会では、超音波骨折治療の立ち位置とその展開について再考してみたいと考えております。

特別講演には、超音波の細胞・組織レベルの作用について研究されている北里メディカルセンターの成瀬康治先生に、「物理刺激に対する骨の反応 - in vitroからin vivoまで -」というタイトルで、超音波およびそれ以外の物理刺激に対する骨の反応の作用機序をレビューして頂く予定です。Wolfの法則以降、物理刺激は最も主要な骨の形成因子であります。超音波以前の電気刺激や電磁波、それ以後も体外衝撃波や振動療法と多くの物理刺激と骨形成との関係が研究されております。それらを理解することで、超音波骨折治療の立ち位置を再考する機会になればと考えております。

いつも通りに超音波骨折治療に関する基礎研究・臨床研究をディスカッションできればと考えておりますが、今回は特に平成26年度より保険適応となった「LIPUSの骨切り術・偽関節への応用」と、「LIPUSの新たな治療ターゲットへの応用と効果」を主題として、超音波骨折治療の今後の展開についても考えていきたいと思います。

第21回の本研究会が多くの皆様のご意見の頂ける会になればと祈っております。